SHOPでも春夏物が立ち上がりました！　各ブランドの2010年春夏コレクションをご紹介します。まずは東京コレクション参加ブランドから・・・

・AKIRA NAKA

「女性の内的情景の視覚的表現」をコンセプトに女性像を描き出すAKIRA NAKAの今シーズンのテーマは「FEMININE」。女性がマスキュリンなものを纏った時に感じるフェミニンさにフォーカスしたコレクションです。新しい試みとして１点１点手作業で仕上げるクチュールウオッシュ加工によるデニムジャケットやボトム、シルクのような輝きや柄のようにも見えるプリーツ加工などを施したピッグレザーの新たな表情。80年代を彷彿させるアイテムを並べ、強さと繊細さをAKIRA NAKAの視点で表現しています。

取り扱いSHOP : 伊勢丹新宿店４F　Re-Style、Wut belrin 
ユナイテッドアローズ原宿本店 ウイメンズ館  etc.

・araisara

テーマは「響ーhibiki-」。夏の着物の素材である絽、紗、伝統の染め京友禅の墨流し染めと暈かし染め、和の素材をモダンなデザインに落とし込み東洋の美を追求したコレクション。だんだんと消え行く日本の心、伝統工芸の技術を次の世代に残していきたい、古き良きものを現代にそして未来へというデザイナーの想いが詰まっています。布と布が響きあい、風を感じさる涼やかなスタイルは、優雅で繊細な女性像を創り上げました。

取り扱いSHOP :アトリエMEI目白本店　etc.

・motonari ono

今シーズンはランジェリーにフォーカス。オペラ「椿姫」のヒロインである娼婦マルグリッドをイメージに、リバーレースやチュールレースをふんだんに使い、カラーはヌードカラーやローズレッド、コルセットやガーターベルトのディテールを取り入れ、motonari onoの世界を表現しました。日本のカルチャーとヨーロッパ仕込みの感性がMIXし、独自のスタイルを確立。着実にファン層を広げています。

取り扱いSHOP : 伊勢丹新宿店３F  、LOVELESS     etc.

・SOMARTA

フランスの詩人ポール・ベルレーヌにより執筆された邦題「汽車の窓から」の世界感を表現しています。モノクロームの旅立ちのシーンから始まり、やがて汽車が出発しその車窓から眺める風景が次第に空想の思い出の世界へと変わっていく・・・溢れる思い出が白い花を色に染め、やがて空想の夕焼け空が大きな花を咲かせ赤く染め上げていく幻想の世界。風景の流れを立体織りの組織で表現した素材、プリーツが花びらのようにつややかなドレス、詩情をプリント柄にのせたシリーズなど新たなソマルタの一面を魅せたコレクションです。

取り扱いSHOP :  伊勢丹新宿４F、リステア、デザインワークス
インターナショナルギャラリーBEAMS　etc.

・matohu

「慶長の美」シリーズの最後のテーマはファーストコレクションでも表現した「織部」。織部焼きは慶長年間に生まれた陶器で、強烈に歪ませたり器に抽象模様を描いたり、心地よい緊張感の中に思わず微笑するような遊び心があります。matohuはそのエッセンスを自由に取り出し、春夏の軽やかな色彩とスタイルで楽しい織部ファッションを創りました。

取り扱いSHOP :  ノリエムデザイナーズ新宿高島屋店8F
エルトブテップ大阪、ナラストアー　etc.

・IN PROCESS by HALL OHARA

ロンドン生まれのスティーブン・ホールと日本生まれの大原由梨佳によるブランド 。セントラル・セント・マーティンズ美術大学で出会い共に主席で卒業。その後結婚し「HALL OHARA」をロンドンでスタート。06年春夏、新人デザイナーに寄与されるNEW GENERATION賞を受賞し、ロンドンコレクション中オフ・スケジュールでデビュー。その後拠点を日本に移し、2010年春夏よりブランド名を「IN PROCESS」に変更し、新たななコンセプトを掲げプレゼンテーションにてブランド発表をしました。

テーマは”HAPPY?…HAPPY.HAPPY!!”。

今シーズンは童話の「青い鳥」からオリジナルのストーリーに仕立て、スタイルはモダンでノスタルジア、手作り感のあるディテールが特徴。優しい気持ちになれるような温かみ溢れる世界観のコレクションは「落ち込んだ時には一層おしゃれに磨きをかけ て自分を元気づける!」そんな想いを持つ人たちへ向けられています。

取り扱いSHOP : マカロニック  etc.

２人の何気ない日常が覗けるBlog